糖尿病と隠れ糖尿病の違い

 隠れ糖尿病と言うのは、只の糖尿病とは違います。

 

 まず、糖尿病というのは、糖分を細胞に取り込むためのホルモン「インスリン」の分泌が十分に行えなくなることにより、血糖値が基準値より高くなり、下がらなくなってしまう病気です。

 

 では、隠れ糖尿病はどんな病気かというと、テルモのサイトによれば

 

健康診断では通常、空腹時血糖値によって糖尿病の可能性を判断します。空腹時血糖値は、前夜から10時間以上絶食した状態で測定します。

 

〜中略〜

 

空腹時血糖値の測定は、糖尿病の基本的な検査ですが、それだけでは把握できないタイプがあります。それが食後高血糖とよばれるものです。
食後高血糖はその名称のとおり、食事後の血糖値が異常に高くなる症状のことです。


引用元:食後高血糖と隠れ糖尿病 | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア
とあります。

 

食事をした後の血糖値が高くなりますが、3時間、4時間と経過する内に血糖値は下がり、正常値に戻る。健康診断の場合、その10時間前から食事をしないように指示されますね?。10時間もあれば血糖値はすっかり元に戻ってしまうので、健康診断では発見されず、見逃されがち。これが、糖尿病に”隠れ”がつく理由です。

隠れ糖尿病の原因

 隠れ糖尿病は糖尿病の初期状態なので、原因も糖尿病と同じです。

 

 甘い物や炭水化物の食べ過ぎ、運動不足などの不健康な生活習慣を続けることで、次第にインスリンを適切に分泌できなくなったり、効き目が悪くなったり(インスリン抵抗性と言います)して、血糖値が上がりやすく下がりにくい状態になっていくのです。

隠れ糖尿病になったら

 もし隠れ糖尿病になったら、どうすれば良いのでしょうか?。

 

 とにかく、直ぐに治療に取り組むことです。糖尿病というのは一度発症してしまうと回復の見込みは殆どありません。毎日血糖値のコントロールに気を遣いながら、一緒付き合うしか無いのです。しかも、糖尿病は症状が進行すると、

 

・失明の原因となる「糖尿病網膜症」
・人工透析が必要になる「糖尿病性腎症」
・手足の切断を招く「糖尿病性神経障害」

 

 と言った合併症を引き起こします。

 

 しかし、隠れ糖尿病の間なら治療は可能です。”隠れ”、の間に何としても治しましょう。

隠れ糖尿病の治療

 隠れ糖尿病は生活習慣が原因なので、治療も生活主観の改善が欠かせません。基本的には食生活と運動です。

 

 砂糖や炭水化物を控えて、緑黄色野菜や魚介類、大豆食品などを中心の食生活にすること。そして、適度な有酸素運動で糖分を消費すること。なのですが、これが中々実践するのが難しい部分があります。その場合、血糖値のコントロールに役立つサプリメントを使うことも出来ます。

 

 >>血糖値のコントロールに役立つサプリメントを見てみる

 

 食事療法について詳しいことは、「隠れ糖尿病と食事」をご覧下さい。

 

 運動量については、「隠れ糖尿病と運動」をご覧下さい。

関連ページ

糖尿病と合併症
糖尿病というのは、特に初期において自覚症状に乏しい病気で、指摘されても中々危機感を持てない人もいます。しかし、進行すると恐ろしい合併症が待っています。
隠れ糖尿病かどうか調べるには?、検査方法は?
自分が隠れ糖尿病かどうか、どうやって調べれば良いのでしょうか?。”隠れ”だけに、普段は判らないのですが、調べる方法はちゃんとあります。
隠れ糖尿病・隠れ高血糖にならないためには、予防法はある?
隠れ糖尿病・隠れ高血糖にならないためにはそうすれば良いのか?、予防方法はあるのでしょうか?。勿論あります。